38歳女性・北九州市小倉南区在住/事務職(内勤)
結婚11年目・子ども2人(小学生)
41歳男性・建設関連会社勤務(法人営業・現場管理)
「中央区天神のクライアントに行く」「博多で会議がある」と言い、月3〜4回の頻度で朝から夕方まで不在
出張のわりに持ち物が少ない、服装がラフ、帰宅時の香水の香りが気になる等の違和感から妻が調査を依頼
「“取引先に会ってくる”って言うのは、ごく普通のことだと思ってました。でも、最近になって、出張って言う割には、カバンが軽すぎるし、服装が妙にカジュアルなんです」
そう語る依頼者さまは、長年の結婚生活の中で蓄積された“感覚のズレ”に、静かに違和感を覚えていらっしゃいました。
夫は営業職で、福岡市内のクライアントを複数担当しており、月に何度かの出張は職種的にも不自然ではありませんでした。
けれど、
・出発と帰宅の時間が毎回ほぼ同じ(9:30出発/17:00ごろ帰宅)
・資料やノートPCなどがなく、営業っぽさがない
・香水が“朝つけたもの”ではなく“帰る直前に足したような香り”に変わっていた
・そしてある日、スマホの通知音を急に切ったことをきっかけに、「何か隠しているかも」と感じたとのこと
「“もしかして”と、“まさか”の間で揺れていたんです。でも、毎回同じ時間に出て帰ってくるのが、もう仕事じゃないような気がしてきて…」
依頼者さまは、責めるためではなく、事実を受け止めるための冷静な判断で調査を依頼されました。
対象者の行動パターンは、「火曜か木曜に福岡へ出張」「中央区天神〜薬院方面に滞在」「同一ホテルに2〜3時間滞在後、時間調整して帰宅」
この情報をもとに、北九州市からの追尾と福岡市内での張り込みを含めた3日間の調査を実施しました。
調査初日(3月第2火曜・晴れ・気温16℃)、対象者は9:25、自宅から社用車で出発。
「天神の取引先と午後から打ち合わせ」と説明していたが、書類や資料は所持していなかった。
11:10、福岡市中央区渡辺通2丁目のコインパーキングに駐車後、徒歩3分圏内にあるビジネスホテルへチェックイン。
約10分後、天神方面から徒歩で現れた40代女性が、ホテルに裏口から入館。
2人は接触を避け、数分の間を置いて同じ部屋へ入室した様子が確認されました。
フロントは非対面、部屋番号通知方式のため、日常的に使い慣れていると推測されます。
滞在時間は11:25〜13:45。
その後、対象者はカフェで30分ほど滞在し、15:15に車で天神を離れ、
17:00すぎに北九州市小倉南区の自宅に帰宅。
帰宅後、「クライアントの話が短くて、ちょっとカフェ寄ってた」と話し、
手ぶらで帰宅。香水の香りが“つけ直されたように濃く”、資料やメモはなし。
2回目の調査では、女性が先にホテル入り→対象者が合流→退館後に時間差で解散し、
対象者は博多駅で菓子折りを購入後に帰宅(「クライアントに渡した」と説明)。
3回目では、対象者が先着→女性が時間差で合流→滞在後は解散して別ルートで移動するなど、
**“曜日と時間が固定された静かな密会”**のパターンが明確に記録されました。
浮気相手は福岡市中央区在住・既婚・不動産関連勤務(内勤・午前シフト)
数年前に顧客先で名刺交換したことがあり、その後Instagramで再接触。
約10ヶ月前から、福岡市内のホテルを使って月2〜3回密会していたと見られます。
LINE通知では、「来週もまた火曜?」「あの部屋だと落ち着けるね」「14時までがちょうどいい」など、
時間・空間・感情が習慣化した浮気関係であることが裏付けられました。
調査は3日間・18時間で実施。
入退室の写真・行動記録・LINEのキャプチャ・施設利用履歴等をA4・34ページの報告書にまとめて納品いたしました。
スタンダードプラン(+3時間延長)
プラン名:スタンダードプラン
プランの時間・期間:3日間 or 15時間(実働18時間)
金額:214,500円(税込195,000円)+延長分39,600円
合計:254,100円(税込)
時間あたりの料金:約13,200円
プランの特徴:都市間出張を装う定例型浮気に柔軟に対応。調整行動も分析可。
このケースでは、“営業職による都市間出張”という自然な行動パターンの中に、
完全にルーティン化された浮気行動が隠されていました。
対象者は、
・火曜か木曜に出張を固定
・福岡市中央区のビジネスホテルに毎回同じ時間帯でチェックイン
・女性とは時間差・非対面で合流/会話や接触なしの“慣れた動き”
・滞在後、カフェや博多駅で“仕事っぽさ”を演出してから帰宅
・LINEでは「またいつもの時間に」「部屋が落ち着く」「14時には出よう」など、関係の定型化が明確だった
という、**都市間移動を利用した“予定として成立する浮気”**の典型パターンが見られました。
依頼者さまが抱いていた、「カバンが軽い」「香水の匂いが不自然」「時間が毎回一緒」などの違和感は、
一見些細でも調査設計においては極めて重要な要素であり、
短期間・低コストで効率的に証拠収集を進めるための指針となりました。
報告後、依頼者さまは「やっぱり、自分の感覚は間違ってなかったとわかって、心が落ち着きました」と語られ、
現在は弁護士を交え、冷静に今後の関係整理を進めておられます。