38歳女性・福岡市博多区在住/保育関係勤務(パート)
結婚10年目・子ども1人(小学生)
41歳男性・外資系メーカー勤務/営業職(博多駅近オフィス)
「夕方から顧客と打ち合わせ」「会食が入った」「急遽残業になった」といった理由で月に数回、18時以降の帰宅が続く
帰宅時間・香り・スマホの扱い方などに変化があり、妻が調査を依頼
「“残業”や“急に顧客と飲みになった”って言われると、営業職だし仕方ないと思ってました。でも、同じ曜日、同じ時間帯ばかりだったり、“会食”のわりにお酒の匂いがしなかったり…。
ある日ふと、“これはパターンかもしれない”と気づいてしまって」
依頼者さまは、長年の生活の中で生じた“説明と実態のズレ”に対して、ごく静かに違和感を抱いておられました。
夫は博多駅前のオフィスに勤め、日々営業先とのやり取りや打ち合わせが多く、
会食や残業という説明はまったく自然に通る環境でした。
しかし、
・外出や帰宅がほぼ毎回「火曜か木曜の夕方」
・「打ち合わせ」と言いつつ、PCや資料を持っていない
・帰宅時の香水の香りが、朝と違う
・スマホをテーブルに置かず、肌身離さないようになった
「これだけでは証拠にならないけど、違和感がずっと残ってしまって…。
“何もない”と信じるためにも、一度ちゃんと確かめたいと思ったんです」
依頼者さまは、“疑う”ではなく“確かめる”ために、調査を選ばれました。
対象者の行動パターンは、「火曜または木曜の17時すぎに会社を出て、博多駅周辺へ移動」「決まったホテルに2時間滞在」「その後、飲食店やコンビニに立ち寄り、20時ごろ帰宅」
この行動をもとに、博多区内での張り込み・尾行を3日間実施しました。
調査初日(4月第2木曜・晴れ・気温22℃)、対象者は17:05に博多駅近くのオフィスビルを出発。
営業用のタブレットは持っておらず、バッグは小型。
徒歩で約7分、博多駅筑紫口側にある非対面型ビジネスホテルへ入館。
17:20、博多区美野島方面から徒歩で来た40代前半の女性が裏口から入館。
2人は接触を避け、エレベーターと非常階段を使って時間差で同じ階に到着、同室へ入室した様子が確認されました。
滞在時間は17:25〜19:10。
その後、対象者は一人でホテルを出て博多駅構内のカフェで20分ほど過ごし、
19:55に帰宅。
帰宅後、「クライアントとの打ち合わせが長引いてさ。軽くコーヒー飲んでた」と説明。
資料やパソコンはなく、香水の香りは“つけ直されたような新しさ”がありました。
2回目の調査では、女性が先にホテル入り→対象者が7分後に合流→滞在→
退館後、対象者は博多駅のドラッグストアで買い物をして20:10に帰宅。
3回目では、対象者が先着→女性が時間差で合流→退館後はそれぞれ別方向に分かれるなど、
非常に整理された行動と警戒心が感じられる密会パターンが確認されました。
浮気相手は福岡市中央区在住・既婚・専門職(医療関係/午後は自由な勤務形態)
2年前に取引先の懇親会で出会い、SNSで連絡を取り始めて1年前から関係が開始。
月2〜3回の頻度で、博多駅周辺の同一ホテルでの密会を継続していたと推定されます。
LINE通知では、「また木曜でいい?」「この時間帯が一番落ち着く」「あの部屋、静かで好き」といったやりとりが確認され、
“同じ曜日・同じ時間・同じ空間”を心の拠り所とする浮気関係が明確になりました。
調査は3日間・17時間で実施。
ホテル入退館の映像、LINE画面、行動記録、ルートマップを含むA4・31ページの報告書として納品しました。
スタンダードプラン(+2時間延長)
プラン名:スタンダードプラン
プランの時間・期間:3日間 or 15時間(実働17時間)
金額:214,500円(税込195,000円)+延長分26,400円
合計:240,900円(税込)
時間あたりの料金:約13,200円
プランの特徴:市内・短時間定例型の浮気行動に柔軟に対応したスタンダード調査。
このケースで特徴的だったのは、“営業職の柔軟さ”を言い訳にしやすい博多区という立地と、
行動の中にきれいに定着した浮気のパターンでした。
対象者は、
・火曜か木曜の夕方に固定して外出
・博多駅筑紫口近くの非対面型ホテルを毎回使用
・女性とは接触を避け、時間差で合流・退館
・その後、カフェやコンビニで時間を調整し“会食帰り風”を演出
・LINEでは「いつもの部屋」「またこの時間が落ち着く」など、定例化された感情のやりとりが確認
つまり、“仕事”を装いながら、心の逃げ場としての関係性を丁寧に維持していたと言えます。
依頼者さまが気づかれた「決まった曜日・時間」「会食のはずなのに酒の匂いがない」「スマホの扱いの変化」といった要素は、
小さな違和感でありながらも、調査の方向性を正確に導く極めて重要な材料となりました。
ご報告後、依頼者さまは「知ったことでつらさもあるけど、知らないふりを続けるのはもっとつらかったと思う」と話され、
現在は弁護士とも連携しながら、家族としての将来を冷静に見つめ直しておられます。