40歳女性・北九州市小倉北区在住/主婦(元販売職)
結婚15年目・子ども2人(高校生・中学生)
44歳男性・建築設備関連会社勤務(小倉北区拠点・福岡支店あり)
「城南区のリフォーム現場」「福岡支店の打ち合わせ」などを理由に、月2回ペースで日帰り出張
毎回の行動時間や持ち物、服装の状態などに不自然な点があり、妻が調査を依頼
「“福岡の支店と、ついでに城南区の現場だけ寄ってくるけん”って、月に2回くらい言うんです。出発時間も、帰ってくる時間も、ほとんど秒単位で同じ。そんなにピッタリいくもんなんですかね?」
そう語る依頼者さまは、冷静なまなざしで現実と向き合う意思の強い方でした。
ご主人は建築関係の仕事で、福岡市との行き来は確かに業務上必要とされるポジション。
これまでも、日帰りでの移動や現場対応の話は日常的で、特に不審を抱くことはなかったそうです。
ところが、
・訪問先は変わるはずなのに、出発はいつも8:30/帰宅は18:05
・作業報告書の控えは見せるが、内容が毎回似すぎている
・出張先で買ってくるはずの資料・サンプルが車に一切積まれていない
「怪しいと思いました。でも、それより“ああ、そういうことか”って納得する自分がいたのが、一番ショックでした」
依頼者さまは、静かな確信とともに調査をご依頼されました。
対象者の行動パターンは、「第2または第4水曜」「出張は福岡方面と申告」「七隈〜樋井川のホテル街に午後滞在」「市内移動で時間調整後に帰宅」。
この情報をもとに、小倉からの尾行および福岡市内張り込みを含む3日間の調査を実施しました。
調査初日(3月第2水曜・晴れ・気温17℃)、対象者は8:30、小倉北区の自宅をスーツ姿で社用車にて出発。
九州道経由で11:05、福岡市城南区七隈エリアのラブホテルへ入庫。
その7分後、樋井川方面から徒歩で現れた女性(40代前半)が施設裏口から入館。
2人はまったく視線を交わさず、別々のタイミングで同じ部屋へと入室。
習慣化された“無言合流”の形がはっきりと確認されました。
ホテルは車庫式・非対面型・2時間制。
滞在時間は11:15〜13:35。
退出後、女性は徒歩で別ルートへ。
対象者はそのまま福岡市中央区方面へ移動し、書店で30分間滞在後、福岡都市高速から小倉へ戻り、18:05帰宅。
帰宅後、「支店に長くおって、現場はちょっと寄っただけ」と説明。
カバンには使用済み資料なし。
服装に乱れは見られず、香水の匂いが“つけ直されたように”強かったとのこと。
2回目の調査では、同じホテル・同じ時間帯で再度合流が確認され、
3回目では女性が先にホテルへ→対象者が10分後にチェックイン→退室後は完全に別ルートで離脱、という
**“警戒と慣れが同居した関係性”**が明らかになりました。
浮気相手は福岡市在住・既婚・ネイルサロン勤務(午後出勤なし)。
対象者とは数年前に中央区での内装案件を通じて知り合い、
その後Instagram経由で再接触したと見られます。
LINE通知には、「次もあの時間で」「七隈のあそこ、静かで落ち着くよね」など、
場所・時間・感情の固定化された関係を示すやり取りが多数確認されました。
調査は3日間・18時間で実施。
写真・動画・行動記録・LINE通知のキャプチャなどをまとめ、A4・32ページ構成で報告書を納品いたしました。
スタンダードプラン(+3時間延長)
プラン名:スタンダードプラン
プランの時間・期間:3日間 or 15時間(実働18時間)
金額:214,500円(税込195,000円)+延長分39,600円
合計:254,100円(税込)
時間あたりの料金:約13,200円
プランの特徴:都市間移動を含む短時間密会型の浮気に対応。張り込み範囲を柔軟に広げられる。
今回のケースでは、“県境をまたぐ日帰り出張”というもっとも疑われにくい行動パターンの中に、
完全に習慣化された浮気の構造が存在していました。
対象者は、
・月2回の水曜日に行動を固定化
・福岡市城南区のラブホテルに毎回同じタイミングで入室
・合流・解散は時間差+無言で徹底
・退出後は中央区・博多方面で時間調整し、自然な“出張帰り”を演出
・LINEでは「曜日」「場所」「時間」「気持ち」をセットで継続的にやり取り
という、まるで営業ルートのような浮気ルートを確立していたのです。
依頼者さまの違和感――「時間が正確すぎる」「資料が動かない」「帰宅後の香りが変わっている」――は、
調査日時や張り込み開始位置の設定に極めて有効でした。
また、浮気相手との関係性は“感情的な熱さ”よりも“安らぎ・静けさ”を求めるような落ち着いた関係であり、
むしろその“穏やかな反復”こそが、長期間にわたりバレずに続いていた理由といえます。
ご報告後、依頼者さまは「自分の感覚が正しかったと思えて、少し救われました」と話され、
現在は家庭の在り方を見直す準備と、法的整理のための弁護士相談を始めておられます。