37歳女性・福岡市南区在住/医療事務パート勤務
結婚10年目・子ども1人(小学生)
40歳男性・福岡市中央区勤務(不動産系企業)/南区在住
「西区の空き物件チェック」「南区での業者対応」「現場確認」などを口実に、平日午後〜夕方に不定期で外出
行動時間・帰宅時の言動・スマホ利用に不審点があり、妻が調査を依頼
「“午後から西新の現場に顔出してくる”って、月に2回は言うんです。でも、資料を持って行ってる様子もないし、帰ってくるのがいつも17時ちょうど。現場のわりに汗もかいてなくて、むしろ髪がセットし直されてるみたいな感じで帰ってくるんですよ」
依頼者さまは福岡市南区にお住まいの、落ち着いた観察力のある女性。
ご主人は中央区の不動産系企業に勤務し、南区や西区の物件管理・現場対応という名目で、外出が多い立場。
平日午後に“1人でふらっと”出ることは日常的で、最初は気にも留めていなかったとのことです。
ただ、
・毎回火曜か金曜の午後に固定
・資料の持ち出しはなく、スマホだけ
・車で出発するが、ガソリンの減りが極端に少ない
・帰宅時、ネクタイが整い直され、香水が付け直されている
・決定的だったのは、助手席の足元に落ちていた西新のラブホテルのアメニティ
「これを見た時、“これって…?”って頭が真っ白になりました。
でもその瞬間、“やっぱりな”って気持ちが、すでに心にあったんだと思います」
依頼者さまは感情を抑えながらも、真実を確かめるため、調査をご依頼くださいました。
対象者の行動は、「火曜または金曜」「午後出発→2〜3時間後に帰宅」「中央区から西区・百道・西新界隈で停滞」。
この情報に基づき、市内での尾行・張り込みを3日間にわたり実施しました。
調査初日(3月第2金曜・晴天・気温18℃)、対象者は午後13:05、ネイビースーツ・香水ありの状態で南区の自宅を車で出発。
大橋方面から六本松〜西新方面へ移動。13:45、百道浜近くの車庫式ラブホテルに入庫。
約5分後、バス通りから徒歩で現れた40代前半の女性と、ホテル裏手のエントランスで自然に合流。
挨拶はなく、タイミングと足取りの一致から、慣れた関係性が明白でした。
ホテルは都市型・非対面・平日昼の2時間パック利用が可能な施設。
滞在時間は13:50〜16:05。
退出後、女性は西新方面のカフェへ、対象者は福岡タワー近くのコンビニで飲み物を購入後、16:50に自宅へ帰着。
帰宅後、「西区の空き物件で水漏れ対応してきた」と話すが、
作業道具・写真・報告資料などはなし。スーツはシワも埃もなく、香水の香りがやや強くなっていた。
2回目の調査では、天神で女性と待ち合わせ→地下鉄で西新へ→ホテル滞在→解散→別ルートで帰宅というパターンが確認され、
3回目では、女性が先にホテルに入り、対象者が10分後に入館→退出後は合流せず、それぞれがルートをずらして帰宅するという、
“関係の成熟と警戒心”がうかがえる行動が見られました。
浮気相手は福岡市早良区在住・既婚・医療系事務職(午後シフトなし)。
対象者とは約2年前、早良区での内装リフォーム案件で出会い、
その後Instagramで再接触していた履歴が確認されました。
LINE通知には、「今週もありがとう、気持ちが落ち着いた」「また火曜、西のあそこが空いてるといいね」など、
精神的に安定した恋人関係の継続性をうかがわせる内容が記録されていました。
調査は3日間・17時間で完了。
出発〜移動〜合流〜ホテル入退館〜帰宅までを記録し、A4・30ページ構成の報告書を納品しました。
スタンダードプラン(+2時間延長)
プラン名:スタンダードプラン
プランの時間・期間:3日間 or 15時間(実働17時間)
金額:214,500円(税込195,000円)+延長分26,400円
合計:240,900円(税込)
時間あたりの料金:約13,200円
プランの特徴:福岡市内の短時間・定期型浮気に適したバランス重視プラン。
このケースでは、“市内の現場対応”という最も疑われにくい名目が、
浮気のカモフラージュとして完璧に機能していたことが印象的でした。
中央区勤務・南区在住・西区対応という日常的なエリアの移動に、
“わざわざの違和感”が生まれにくい構造があったからこそ、
対象者の浮気は長期間見過ごされていたと考えられます。
対象者は、
・火曜または金曜の午後に行動を固定
・女性との合流はカフェ or 路上で時間調整
・ホテルは西新の同一施設を複数回使用
・退出後に買い物などで“時間の穴埋め”を行う
・LINEは“次回の予定”と“気持ちの共有”が主
といった、浮気を生活の一部としてルーチン化した行動を取っていました。
依頼者さまが日頃から感じていた「疲れてない」「同じ時間に帰ってくる」「持ち物が毎回同じ」という
“生活感覚からの違和感”が、調査時間と行動予測を正確に導く鍵となり、初回から証拠取得につながりました。
浮気相手との関係も、一時の火遊びではなく、
“週に一度、心をリセットする時間”として定着しており、
感情的な依存・癒しの機能を持った関係性になっていたことが文面・行動からはっきりと読み取れました。
報告後、依頼者さまは「やっぱり、家の外で“別の自分”を持ってたんですね」と一言。
現在は離婚を前提とせず、まずは生活再構築と心の整理を目的に、夫婦カウンセリングも含めた検討を始めておられます。