42歳男性・北九州市小倉南区在住/製造業勤務(夜勤あり)
結婚16年目・子ども2人(高校生・中学生)
40歳女性・北九州市小倉南区在住/専業主婦
「買い物に行く」「友人とランチ」「美容室の予約」などを理由に、毎週火曜か金曜の午前〜午後に外出
所要時間・外出内容・帰宅時の様子に不自然さが見られるようになり、夫が調査を依頼
「最初は“よく出かけるようになったな”くらいにしか思ってなかったんです。でも、同じ曜日・同じ時間に必ず出て、帰ってくるたびに表情がやけに明るい。それがずっと続くと、“あれ?”ってなるんですよ」
そう語る依頼者さまは、小倉南区の工場で勤務する穏やかで実直な男性。
奥様は長年専業主婦として家庭を支えてこられましたが、ここ1年ほど「一人の時間を大事にしたい」と言って、単独での外出が増えていったそうです。
ただ、ここ半年で特に顕著だったのが、
・火曜か金曜の午前10時〜午後3時に集中
・出発時の服装や香水が明らかに“街歩き”仕様
・「何をしたか?」に対する説明が毎回曖昧
・美容室に行ったはずなのに、髪型が変わっていない
・財布の中からラブホテルのポイントカードが見つかった
この最後の一点が引き金となり、
「自分の勘違いだったら一番いい。でも、これ以上“見て見ぬふり”はできない」と、ご相談をいただきました。
「長く一緒にいた分、疑うことが怖かった。でも、真実が見えないまま笑うのも、限界でした」
依頼者さまのこの言葉が、現場に深い意味を与えてくれました。
対象者の行動パターンは「火曜または金曜」「10:30出発〜14:30帰宅」「車移動」「志井・曽根エリアでの行動」。
このルートをもとに、小倉南区内での張り込み・尾行調査を3日間実施しました。
調査初日(10月上旬・曇り・気温26℃)、対象者は午前10:25、カジュアルながら洗練された白のシャツワンピ・香水・軽化粧の状態で、軽自動車で自宅を出発。
志井駅を越えた先の裏道を通り、11:00前には上曽根のラブホテル街に到着。
駐車場裏からそのまま敷地内のカーテン付き車庫式ホテルに入庫。
5分後、黒のワンボックスに乗った40代男性が別の入口から到着し、合流。
ホテルは非対面式・昼間の2時間半利用可。
滞在は11:05〜13:30。
2人は時間差で退出。女性は近隣のドラッグストアでミネラルウォーターとスナック菓子を購入後、14:25に自宅に戻る。
帰宅後、「友達とお茶してただけよ〜」と笑いながら話すも、持ち帰った品が“ランチ後の手土産”とは言い難いコンビニ袋で、
服装・髪型・表情も“リフレッシュ後”の典型的な状態だった。
2回目の調査では、同一ホテルに直行・男性と時間差合流→退出後にミスタードーナツで“お土産”を購入して帰宅という流れが確認され、
3回目では、女性が先に入館し、男性が時間差で到着→短時間滞在→退出後に近所のカフェで1人で時間を潰して帰宅というパターンが観測されました。
浮気相手は小倉南区在住・既婚・配送業(平日休みあり)。
対象者の旧友であり、子ども同士がかつて同じ保育園に通っていたことがきっかけで再会し、SNSでやり取りを再開。
LINE通知には「次も金曜で大丈夫?」「あの部屋落ち着くね」など、完全に“慣れた関係性”を示す内容が確認されました。
調査は合計3日間・17時間で実施。
出発〜ホテル入退館〜買い物〜帰宅まですべてを高解像度で記録し、A4・30ページ構成の報告書として納品しました。
スタンダードプラン(+2時間延長)
プラン名:スタンダードプラン
プランの時間・期間:3日間 or 15時間(実働17時間)
金額:214,500円(税込 195,000円)+延長料金26,400円
合計:240,900円(税込)
時間あたりの料金:約13,200円
プランの特徴:近距離・定例型の浮気に最適。短時間でも関係性の深さまで丁寧に可視化。
このケースで際立っていたのは、“生活のすぐそばで繰り返されていた浮気”の存在感です。
小倉南区という地域は、住宅街とラブホテル街が自然に並存しているため、
「ちょっと買い物」「美容室」「気分転換」といった外出が疑われにくい構造になっています。
対象者はその土地柄を巧みに利用し、
・曜日と時間の固定(火曜または金曜、午前〜午後)
・ホテルの固定(車庫式・非対面・裏口入場)
・合流方法(時間差・車種変更あり)
・解散後の“日常感”演出(スーパー・ドラッグストア立ち寄り)
といった、“浮気を日常に溶け込ませる設計”をしていた点が特徴的でした。
依頼者さまが感じていた、「美容室行ったはずなのに髪型が変わらない」「服がいつも同じ系統」「買ってくる物が妙に安上がり」という
違和感が、そのまま調査設計に活かされ、初回から決定的な証拠取得につながったのです。
また、浮気相手とのやり取りも感情面が強く、
単なる肉体関係ではなく、「平日の癒やし」「習慣化された関係」として成立している印象が強く、
その安定した距離感が、かえって家庭内での“冷たさ”につながっていたのではないかと感じました。
報告書を受け取られた依頼者さまは、しばらく沈黙のあと、「やっぱり、あの笑顔は、家族に向いてたんじゃなかったんですね」と一言。
現在は、弁護士を交えて慎重に家庭の今後を検討されており、お子さまへの影響を最小限に抑える方向で動いておられます。