40歳女性・久留米市在住/事務職(週4勤務)
結婚15年目・子ども2人(高校生・中学生)
42歳男性・久留米市在住/流通関連会社・営業職
「福岡方面の取引先に会いに行く」「筑紫地区での会議が午後から」などを理由に、月3回ほど大野城市方面へ外出
帰宅時間や行動の説明に曖昧さが増し、資料・行動・態度に不自然さが出始めたため妻が不信感を抱いた
「“午後から会議で天神方面に行く”って言われてたのに、17時には帰ってきてて、“それ、博多で終わったの?”って聞いたら、“いや、大野城のとこでさ…”って。話が毎回変わるんです」
そう語る依頼者さまは、久留米市でパートと家事を両立している落ち着いた印象の女性。
ご主人は県内全域に取引先を持つ営業職で、福岡市やその周辺への外出が日常的にありました。
ただ、2024年春頃から、
・水曜または金曜に決まって「午後から外出」
・出発は11時ごろ、帰宅は17時すぎ
・「資料もらってきた」と言いつつ中身は空
・服が異様にキレイで、香水もいつもと違う
・一度だけ、助手席の下から大野城市乙金のホテルのレシートが出てきた
――こうした状況から、
「たぶん、本人は“バレてない”と思ってる。でも私にはもう、“見たくない”って言い訳できない」と、依頼者さまは決断されました。
「決めつけたくないけど、“何となくおかしい”を見過ごすには、15年って重いなって思ったんです」
この言葉が、調査の全体に現実感をもたらしました。
対象者の行動は「水曜または金曜」「午前11時前出発〜17時すぎ帰宅」「車移動」「大野城市乙金・春日原周辺での行動」と、非常に限定的。
この情報をもとに、出発から現地での尾行・張り込みを3日間実施しました。
調査初日(10月第2金曜・快晴・気温27℃)、対象者は午前10:45、白シャツ+ネイビージャケット姿、香水とヘアセットを整えた状態で久留米市の自宅を出発。
国道3号線を北上し、12時前には大野城市乙金に到着。
そのまま裏道を抜け、大野城市の大型商業施設近くにあるラブホテルに入館。
12:05、ホテル裏の駐車スペースに車を停め、10分後に40代前半の女性(ベージュ系ワンピース姿)が徒歩で現れ、そのまま合流。
ホテルは完全非対面・カード式で、昼の休憩2.5時間制。
14:30過ぎ、2人は時間差で退館。女性は春日原駅方面へ、対象者はコンビニで飲料とサンドイッチを購入し、車中で軽食。
その後、15:40には大野城IC付近の得意先らしき会社前で短時間停車のみし、17:10に帰宅。
帰宅後、「資料はメールに来た」「やっぱ現場見てからじゃないと分からんけん」と説明。
しかしスーツは汚れておらず、資料もプリントされていなかった。
2回目の調査では、女性を春日原駅前でピックアップ→ホテル→ドラッグストア立ち寄り→解散→帰宅というルートが再確認され、
3回目には、女性が車を運転して現地入り→ホテル→終了後に近くのカフェで1時間ほど談笑→それぞれ帰宅、という
**“慣れた恋人関係のような過ごし方”**が記録されました。
浮気相手は春日市在住・既婚・パート勤務(午前のみ)。
対象者とは約3年前、久留米市内のイベント運営で知り合い、その後Instagram経由で再接触したことが確認されています。
LINE通知には、「今週もいつもの時間でいい?」「また“会議”って言っとけばバレんし(笑)」といった、
半ば共犯的で慣れきった関係性を示す文面が複数確認されました。
調査は3日間・17時間で実施。
出発・合流・ホテル入退館・飲食・買い物・帰宅まですべてを高精度で記録し、A4・27ページ構成の報告書を納品しました。
スタンダードプラン(+2時間延長)
プラン名:スタンダードプラン
プランの時間・期間:3日間 or 15時間(実働17時間)
金額:214,500円(税込 195,000円)+延長分26,400円
合計:240,900円(税込)
時間あたりの料金:約13,100円
プランの特徴:都市間移動を装ったパターン浮気に対応。再現性の高い密会を効率よく記録。
このケースでは、「久留米から福岡方面へ行く」という極めて自然な行動ルートが、
逆に浮気の温床となっていました。
“途中でどこに寄っていてもおかしくない”というルートだからこそ、
対象者は大野城市での“昼間限定の定例密会”を繰り返していたのです。
対象者の行動は毎回ほぼ同一で、「水曜か金曜の午前出発」「乙金・春日原周辺で密会」「時間差解散」「コンビニで“仕事帰り感”を演出」など、
完全にパターン化された関係であり、単なる火遊びではなく、関係の安定化が見て取れました。
依頼者さまがご提供くださった、「資料の中身が空」「帰ってきた時の表情が不自然」「香水が違う」などの
生活感覚に基づいた違和感が、調査スケジュールの絞り込みに非常に役立ちました。
また、対象者は帰宅前に“取ってつけたように仕事現場を通過する”など、
浮気を“あくまでも仕事の一環に見せかける”工夫をしていたことからも、
意図的に隠しながら継続していた関係であることが明白です。
調査終了後、依頼者さまは報告書を手に、「知れてよかったです。…でも、やっぱり悲しいですね」とぽつり。
現在は弁護士と連携しつつ、子どもたちの気持ちを最優先にしながら、冷静に今後を選ぼうとされております。