2025年4月25日
39歳女性・福岡市東区在住／医療関連事務（時短勤務）
結婚14年目・子ども2人（中学生・小学生）
42歳男性・福岡市東区在住／設備工事関連会社勤務（現場管理・一部営業）
「多の津の倉庫確認」「名島方面の協力会社と顔合わせ」などを理由に、月に3〜4回、平日昼間の単独外出を繰り返す
昼だけ出てくる仕事としては“用件が曖昧”、帰宅後の雰囲気に違和感があり、妻が疑念を抱く
「“名島の倉庫に寄ってくる”“ちょっとだけ現場見てくる”って言われたら、まぁそういう仕事なんだろうなって思ってました。でも毎回、“ちょっと”のわりに時間が長すぎて、何も持って帰ってこないんです」
そう語る依頼者さまは、福岡市東区にお住まいの几帳面で冷静な印象の女性。
夫は現場仕事と営業管理の中間的な立場にあり、市内を自由に移動するスタイルのため、行動自体が疑われにくいポジションでした。
しかし、ここ半年で以下のような変化が現れます。
・外出は決まって火曜または金曜
・出発は午前10時過ぎ、帰宅は15時前後
・用件の説明が毎回違い、内容が薄い
・資料や名刺を一切持ち帰らない
・服装や香水がやたら整っている
・帰宅後、リビングで妙に機嫌がいい
ある日、夫のズボンポケットから出てきたレシートが東区松島のラブホテルのもので、時間帯もドンピシャだったことから、
「これは偶然ではない。ちゃんと確かめないと」と判断し、調査をご依頼されました。
「疑いたくはない。でも、確認せずに“何となく許してる”状態のままなのが、一番つらいと思ったんです」
依頼者さまは静かで穏やかに、しかし確かな決意をもってお話されていました。
対象者の行動は、「火曜または金曜」「午前10:10出発〜午後14:45帰宅」「自家用車利用」「主に箱崎ふ頭〜松島〜名島エリア内で完結」。
これをもとに、福岡市東区内での張り込み・尾行調査を3日間実施しました。
調査初日（9月上旬・晴れ・気温32℃）、対象者は午前10時10分、自宅を作業着風のカジュアルスーツ・香水・整髪済みで出発。
車で多の津方面に向かうように見せかけ、途中で曲がって松島のラブホテル街に入る。
10時40分、裏通りにある非対面チェックイン型ホテルの駐車場に入り、5分後、40代前半の女性が別の車で到着、合流。
施設は車両直結型で、2時間制の昼利用可・周囲から目立たない立地。
入館〜退出までの滞在時間は2時間15分。
女性は退出後、千早方面へ抜けて離脱。対象者はコンビニに立ち寄ってコーヒーを買い、14時45分に帰宅。
帰宅後、「倉庫が意外と片付いてたから、昼は外で済ませた」と話す。
しかし、作業着に汚れや埃はなく、持参した工具やチェックリストも使用された形跡はなし。
2回目の調査では、同じホテル・同じ女性・同じ曜日で合流し、
解散後に一緒に千早駅まで歩き、少し談笑してから別れるという“デート的な距離感”も確認されました。
3回目では、女性が先に駐車場に入り、対象者が後から“時間差で合流”するパターンもあり、
完全に定着したルーティンとしての浮気関係が明らかになりました。
浮気相手は東区香椎在住・既婚・パート勤務（午前中勤務・午後フリー）。
対象者が以前管理していた現場に出入りしていた清掃業者のスタッフで、数年前の接点をきっかけに再接触したと見られます。
LINE通知には、「また金曜に同じ時間ね」「2人で会えるの、今だけだから大事にしよう」など、
深い感情を含む継続的な関係性を示す内容が複数見受けられました。
調査は3日間・18時間で実施。
対象者の出発〜合流〜ホテル入退館〜買い物〜帰宅までを写真・映像・GPS連動で記録。
報告書はA4・29ページ構成で納品いたしました。
スタンダードプラン（＋3時間延長）
プラン名：スタンダードプラン
プランの時間・期間：3日間 or 15時間（実働18時間）
金額：214,500円（税込 195,000円）＋延長分39,600円
合計：254,100円（税込）
時間あたりの料金：約13,200円
プランの特徴：都市部での短時間・定期的な密会に最適。再現性のある行動パターンを効率的に捉える構成。
このケースの一番のポイントは、“生活圏内で行われる浮気”の発見のしにくさです。
福岡市東区という場所は、現場もあれば倉庫もあり、業者も点在しているため、
「ちょっとだけ仕事に行ってくる」と言われたら、誰もが信じてしまいます。
しかし、対象者の行動は完全にルーティン化されており、
「曜日（火曜or金曜）」「時間帯」「ホテル」「女性」すべてが固定されている浮気パターンでした。
依頼者さまが気づかれた、「資料がない」「服が汚れていない」「香水が変わった」「帰ってきたときに気分が明るすぎる」といった
生活における微細な違和感が、今回の調査日や張り込み地点を絞り込む決め手になりました。
また、ホテル退出後に“普通の午後”を装って買い物や休憩をはさむ演技性もあり、
長期的に“日常に紛れ込ませる”ことを前提にした行動設計がなされていた印象です。
浮気相手とのやりとりは恋愛関係に近く、
すでに「心の拠り所」となっていた節も確認され、
依頼者さまは報告書を見て、「もう、戻る場所がないのかもしれない」と冷静に話されていました。
現在は法的対応を視野に、弁護士と連携を始めておられます。