43歳女性・北九州市小倉南区在住/パート勤務(スーパーレジ)
結婚17年目・子ども2人(中学生・小学生)
46歳男性・北九州市小倉南区在住/建材関連会社勤務(福岡南部担当の営業)
「福岡市西区に寄って中央区で打ち合わせ、そのまま筑後の現場確認に泊まりで行く」と言い、月1〜2回ほど1泊2日の出張を実施
ここ半年で行き先・出張報告の内容・所持品に不自然な点が増え、妻が疑念を抱いた
「“福岡の南の現場が増えてきた”って言って、1泊で出張に行くようになったんです。最初は“お疲れさま”って送り出してたけど…毎回西区の得意先を経由するっていうのも妙で」
依頼者さまは、小倉南区にお住まいの素直で慎重な女性。
ご主人は営業職で車移動が多く、日帰りから泊まりまで幅広い働き方をしていました。
ところが2023年12月以降、
・1泊出張が「第2木曜〜金曜」に毎月固定
・「西区で資料回収してから筑後に行く」と毎回同じ説明
・車の走行距離が短すぎる
・ガソリンカードの利用履歴が中央区や南区で途切れている
・帰宅後のカバンにレシート等がなく、衣類の入れ替えも少ない
ある日、スマホに届いた通知「今夜、あの部屋で待ってるね(♡)」を偶然目撃し、
「もう目をそらせない」と決断し、当事務所に調査を依頼されました。
「“なんとなく”の不信じゃなくて、行動にズレが出てきたからこそ、ちゃんと記録として知っておきたい」
依頼者さまの冷静な判断が、調査の方向性を定める鍵となりました。
対象者の行動パターンは、「第2木曜〜金曜」「小倉南区出発→西区→中央区(合流)→筑後市(宿泊)」という構成。
そのため、福岡市西区・中央区での張り込み+筑後市での追尾・宿泊先確認調査を5日間にわたって実施しました。
調査初日(8月第2木曜・晴れ・気温34℃)、対象者は午前9時、自宅をスーツ姿・ビジネスバッグ・1泊用カバンを持って出発。
九州道→福岡都市高速を利用し、11時には福岡市西区今宿の得意先付近のコンビニに立ち寄るが、顧客訪問の実態はなし。
11:30、中央区薬院のコインパーキングに駐車し、徒歩で今泉のカフェに入店。
15分後、40代前半の女性と合流。互いに自然な雰囲気で座り、会話。
12:15、2人はそのまま今泉裏のラブホテルへ入館。施設は非対面型で、平日昼間の2時間休憩制。
滞在は13時50分まで。その後、女性は薬院駅から解散。
対象者は車に戻り、高速で筑後市方面へ移動。
17:10、筑後船小屋駅前のビジネスホテルにチェックイン(事前予約済み)。
ホテルロビーで再び別の女性(30代後半・筑後市在住)と合流し、2人で外食後、同部屋へ入室。宿泊。
翌日9時、女性と共にチェックアウト後、対象者は八女方面の資材センターに短時間立ち寄り、14時すぎには帰宅。
2回目の調査では、同様に西区→今泉で女性と合流→ラブホテル→筑後市で別の女性と宿泊という二重構造が再確認され、
3回目の調査では、逆に筑後市の女性が福岡市内まで移動し、午後に春吉のホテルで合流→その後別行動→対象者はホテルに1人で宿泊という、
**複数の浮気相手を使い分ける“重層型浮気”**が浮き彫りになりました。
今泉の女性は福岡市中央区在住・独身・美容関係勤務。
筑後市の女性は既婚・ドラッグストア勤務・パート。
双方ともSNS経由でつながっており、異なる時間・空間で対象者と関係を構築していました。
LINE通知には、「次は木曜? あの部屋まだ空いてると思うよ」「西区に寄るって言っとけばバレないでしょ(笑)」といった、
完全に“演出型・隠蔽型”の意図を含んだメッセージが記録されていました。
調査は5日間・28時間で完了。
移動・合流・ラブホテル入退館・宿泊施設・会話・帰宅まですべてを静止画・動画で記録。
報告書はA4・38ページ構成にて納品しました。
プレミアムプラン(+3時間延長)
プラン名:プレミアムプラン
プランの時間・期間:7日間 or 35時間(実働28時間)
金額:423,500円(税込 385,000円)+延長分(33,000円)
合計:456,500円(税込)
時間あたりの料金:約11,300円
プランの特徴:広範囲の移動や複数エリアにまたがる行動を追跡。複雑な関係構造の浮気にも対応。
このケースの最大のポイントは、“複数の女性とエリアを分けて浮気していた”という高度なカモフラージュ性でした。
福岡市中央区・西区・筑後市――一つひとつの行動だけを見れば自然な営業ルートや出張行動に見えますが、
それらが“つながっていないようでつながっている”ことに気づくには、移動・時間・出費・行動の重なりを総合的に見ていく必要がありました。
特に難しかったのは、対象者が**「西区の顧客対応→今泉の密会→筑後市の別の女性と宿泊」**という動線を使い、
一見すると「中央区と筑後市の行動が別物」に見えるよう巧妙に設計していた点です。
依頼者さまが事前に共有してくれた、「レシートがなぜか中央区だけ無い」「出張先に行ってるわりに疲れが見えない」「出張報告書の内容が薄い」といった
細やかな観察が、調査の組み立てにとって非常に有効でした。
また、LINEの通知内容からも“演出的な会話”“嘘のつき方の慣れ”が浮き彫りになっており、
単発ではなく継続的・構造的な浮気関係であることが、動かぬ証拠として確立されました。
調査報告後、依頼者さまは「これはもう、迷うことではないですね。子どもに恥ずかしくない自分でいたい」とお話しされ、
現在は弁護士と連携し、離婚・慰謝料請求を前提に準備を進めておられます。