38歳男性・福岡市博多区在住/システム系企業勤務(フルリモート)
結婚9年目・子ども1人(小学3年生)
36歳女性・福岡市博多区在住/専業主婦(結婚後退職・現在は無職)
「天神でランチ」「友だちと買い物」「セミナーの下見」などを理由に、月3〜4回ほど中央区方面へ外出
帰宅時間や行動内容に毎回ズレがあり、服装や香り、帰宅後の態度に違和感があったため、夫が疑念を抱くようになった
「“ちょっと天神まで買い物”とか、“薬院でカフェ行ってくる”って、別に不自然じゃないですよね。でも、毎回“誰と行ったか”を濁すし、“何を買ったか”も説明がぼんやりしてる。それがずっと続いてたんです」
依頼者さまは、博多区の自宅で在宅ワークをこなす冷静で理性的な男性。
奥様の外出自体は制限せず、自由にさせていたものの、ここ数ヶ月、決まって火曜または金曜に出かけるようになり、「日中だけ」の行動パターンが見えてきたそうです。
・出発は午前10時すぎ、帰宅は15時台で固定
・服装が“おしゃれ寄り”になり、香水が変化
・「セミナー下見」と言うわりに資料も名刺も持ち帰らない
・帰宅直後の“リラックスしすぎた笑顔”に違和感
・LINEやSNSを見せなくなった
こうした小さな違和感が積もり、ある日、自宅のゴミ箱に捨てられていた薬院のホテルの紙コップを見つけたことで、調査を決意されたとのこと。
「信じていたい。でも、見て見ぬふりが一番つらい。だったらちゃんと知って、これからを考えたい」
そう語る姿は、静かでも揺るぎない意志を感じさせるものでした。
対象者の行動は、「火曜または金曜」「午前10:20出発〜午後15:30帰宅」「徒歩+地下鉄(博多駅→天神駅→薬院・今泉エリア)」。
この情報に基づき、自宅出発〜天神・薬院エリアでの尾行・張り込み調査を4日間実施しました。
調査初日(8月下旬・快晴・気温34℃)、対象者は午前10時15分、自宅を淡いベージュのワンピース・ショルダーバッグ・香水ありで出発。
地下鉄博多駅から天神駅で下車し、そのまま徒歩で薬院方面へ。
11時ちょうど、今泉の路地にあるカフェ前で40代前半の男性と合流。
2人は目立たないように自然な距離感で歩き、そのまま裏手のラブホテルへ入館。
ホテルはビジネスホテル風の外観で、入り口が裏通りに面しており人目に付きにくい構造。
チェックインはタブレット式、休憩2時間制。滞在は約2時間15分。
13:20ごろに時間差で退出後、女性は今泉の雑貨店に立ち寄り、買い物袋をひとつ手に天神駅へ。
帰宅は15:35。
帰宅後には「セミナー会場の下見して、少し雑貨屋寄って帰ってきた」と説明したが、案内や名刺、資料などは持っていなかった。
2回目の調査では、天神・今泉のベーカリーカフェで待ち合わせ→ホテル→解散→大丸で時間潰し→帰宅。
3回目では、天神地下街でのすれ違い風合流→春吉のホテルへ移動→その後、カフェでコーヒー→別々に帰宅といった、行動に“慣れ”が見られる関係性が確認されました。
浮気相手は福岡市中央区在住・独身・デザイン会社勤務(自由出勤制度)。
かつて対象者がSNSで交流していた美容系コミュニティ内の知人で、コロナ明けのイベントで再会して以降、関係が深まったと見られます。
LINE通知(調査中に撮影)には、「やっぱり平日の昼が一番落ち着くね」「今日も綺麗だった」など、
感情面を伴った密接な浮気関係を示す文面が複数記録されていました。
調査は合計4日間・22時間で完了。
出発〜合流〜ホテル出入り〜買い物〜帰宅までを写真・映像・位置情報で一貫して記録。
報告書はA4・33ページ構成で、調停や弁護士相談に使用可能な仕様で納品しました。
アドバンスドプラン(−3時間調整)
プラン名:アドバンスドプラン
プランの時間・期間:5日間 or 25時間(実働22時間)
金額:306,900円(税込 279,000円)
時間あたりの料金:約13,000円
プランの特徴:都市部での短時間密会・再現性の高いルーティン型浮気に特化したプラン。
今回のケースでは、“天神や薬院への外出”という、市内在住の女性にとって極めて自然で自由な行動が、巧妙に浮気のカモフラージュとして利用されていました。
「ランチ」「セミナー下見」「買い物」といった言い訳はすべて社会的に肯定されやすく、
しかも1人でも複数人でも成立する行動のため、家庭内で疑われることはほぼありません。
しかし実際の行動は、「曜日固定(火曜か金曜)」「時間帯固定」「同一エリア(今泉〜薬院)」「同一男性との合流」「同一ホテルの利用」と、
浮気としては典型的な再現性のあるパターンが繰り返されていました。
対象者の“自然すぎる笑顔”や、“ちょっとだけ買った風”の雑貨やお茶といった小道具も、
浮気を隠すための演出として緻密に組み込まれていた印象です。
依頼者さまが事前に提供くださった、「服の傾向が変わった」「帰宅直後のテンションが高すぎる」「帰ってからシャワーを浴びる時間が不自然」などの
家庭内の観察ポイントが、調査日時や場所の特定に大きく寄与しました。
報告後、依頼者さまは静かに「これで、ようやく自分の判断で動けます」と語られ、
現在は弁護士との協議と、親族への事前相談を並行して進めておられます。