40歳男性・福岡市東区在住/営業職(中堅建材メーカー)
結婚12年目・子ども1人(小学6年生)
38歳女性・福岡市東区在住/専業主婦(以前は門司区在住)
「門司港に住んでる友人とランチ」「叔母のお見舞い」「門司でアロマ系の勉強会がある」などと理由をつけて、月に2〜3回日帰り外出
帰宅時間や行動パターンが妙に固定化しており、持ち帰るものの不自然さや会話の表面的さに不信感が募っていた
「“高校の時の親友に会ってくるね”って言われたら、正直、疑いようがなかったです。でも、毎回“駅の近く”“ランチだけだった”って言うわりに、持ち帰ってくるものがコンビニのお茶1本だけとか。…それ、ほんとに行ってたのかな?って思うようになりました」
そう語る依頼者さまは、福岡市東区にお住まいの穏やかで理性的な男性。
妻がかつて門司に住んでいたこともあり、「親戚や旧友との関係を大切にしてるんだな」と好意的に受け止めていたそうです。
ただ、6月以降、
・外出日が火曜か金曜に固定
・午前10時出発〜午後4時前帰宅
・“会った友人”の名前が毎回違う
・帰宅時の表情や服装に“疲労感ゼロ”
・「今日はお喋りだけだった」と話すわりに、話が広がらない
こうした小さな違和感が積み重なり、
ある日、バッグの中から見つかった**門司港レトロ裏のホテルのアメニティ(入浴剤入り)**をきっかけに、
「これはもう確認しなければ」と決断されたそうです。
「全部思い込みかもしれない。でも、思い込みで放置して壊れるなら、事実を知って自分で決めたい」
依頼者さまは静かに、でも確固たる意思をもって調査をご依頼くださいました。
対象者の行動は、「火曜か金曜」「午前10時すぎ出発〜午後4時頃帰宅」「JR香椎駅から門司港駅まで電車移動」。
この情報に基づき、駅出発から北九州市門司区・門司港周辺での張り込み・尾行調査を4日間にわたって実施しました。
調査初日(8月初旬・快晴・最高気温35℃)、対象者は午前10時15分、自宅をカジュアルな白のシャツワンピース・薄めのメイク・香水ありの状態で出発。
香椎駅→小倉駅→門司港駅と移動し、11時40分、門司港レトロの旧大阪商船近くで下車。
12時ちょうど、40代前半の男性が海峡プラザ裏から現れ、2人は自然な流れで合流。
軽く会釈を交わしたあと、言葉を交わすことなく徒歩で裏手にあるラブホテル街へ。
そのまま旧門司税関横の細道を抜けた場所にある隠れ家風ホテルに入館。
施設は観光地の雰囲気に紛れる形で建っており、非対面チェックイン・平日昼休憩利用可能。
滞在時間は2時間20分。14時20分、2人は時間差で退館し、女性は再び門司港駅へ。
駅構内の土産コーナーで梅ヶ枝餅1個とお茶を購入し、15:55に自宅着。
帰宅後には、「◯◯ちゃんと焼きカレー食べて、お茶だけして帰ってきた」と説明。
しかし、焼きカレーの匂いはせず、持ち帰った土産も“手ぶらではない”ためのカモフラージュのようだった。
2回目の調査では、門司港駅近くのカフェで合流→ホテル→解散→駅へという流れが、
3回目では、小倉駅で男性と合流→門司区のラブホテルへ移動→滞在→小倉駅で別れて帰宅という変則ルートが確認されました。
浮気相手は門司区在住・既婚・中小企業経営者(サービス業)。
対象者の高校時代の同級生であり、同窓会での再会をきっかけに連絡を取り合うようになったとのこと。
LINE通知(望遠撮影)には、「次も同じ時間で」「平日の門司は人が少なくて落ち着く」といった文面があり、
**曜日・時間・場所が完全に固定された“意図的な密会関係”**であることが明らかとなりました。
調査は4日間・21時間で完了。
出発〜合流〜入館〜解散〜帰宅までを、写真・映像で一貫して記録。
報告書はA4・32ページ構成にて、調停・弁護士対応に適した証拠構成で納品いたしました。
アドバンスドプラン(−4時間調整)
プラン名:アドバンスドプラン
プランの時間・期間:5日間 or 25時間(実働21時間)
金額:306,900円(税込 279,000円)
時間あたりの料金:約13,000円
プランの特徴:都市間の遠出を装った浮気に最適。継続性と再現性の高いパターンを高精度で記録。
このケースで特筆すべきは、「昔の友人に会いに行く」という誰もが否定しにくい目的が、浮気の隠れ蓑になっていたことです。
福岡市東区から北九州市門司区へは遠すぎず、でも“プチ旅”感のある距離。
「懐かしい場所」「人が少なく落ち着く場所」という言い訳も、浮気相手と共犯的に共有されていた様子がありました。
対象者の行動はきわめて再現性が高く、「火曜か金曜」「午前10時出発〜午後4時前帰宅」「門司港駅〜ラブホテル周辺の徒歩圏内」「同一男性」と、
浮気というより定例化されたデートのような関係であったことが、行動・表情・タイミングから明確でした。
依頼者さまが感じ取った、「会話に具体性がない」「持ち帰り土産が毎回似ている」「スマホの扱い方が変わった」といった生活の中での“違和感”が、
調査日を正確に絞る手がかりとなり、証拠取得の成功に直結しました。
調査終了後、依頼者さまは報告書を読みながら静かに、「今までは信じたい気持ちだけで見ないふりしてました。でも、これでもう、自分の感覚に嘘をつかなくていい」と話されました。
現在はご自身とお子さまの将来を見据え、法的措置と家庭内での話し合いを進めておられます。