40歳女性・福岡市東区在住/パート勤務(病院清掃)
結婚15年目・子ども2人(中学生・小学生)
43歳男性・福岡市東区在住/内装業(営業兼現場対応)
「城南区の現場に顔を出す」「七隈方面の段取りに行ってくる」と言って、8月以降ほぼ毎週木曜日に外出
猛暑にもかかわらず帰宅後も汗をかいた形跡がなく、スーツや髪型がまったく乱れていなかったことで疑いが深まった
「“今日も暑かった〜”って言って帰ってくるけど、シャツのシワひとつなくて、汗も全然かいてない。あれだけ外仕事がきついって言ってたのに、なんかおかしいなって思って…」
依頼者さまは、福岡市東区で家庭とパートを両立する明るく誠実な女性。
ご主人の職種上、市内を頻繁に動き回るのは不自然ではなく、「今日は七隈の現場が入ってる」と言われても、特に疑っていなかったそうです。
ただ、今年の8月に入ってから、
・毎週木曜になると必ず“現場行く”と言って出かける
・出発は10時ごろ、帰宅は15時前後で固定
・猛暑日でも“汗も汚れもなし”
・帰宅後の機嫌が妙に明るく、口数が多くなる
・香水が微かに変わった(夏用?)
――こうした微細な“違和感の積み重ね”に気づき、
ある日、車のダッシュボードから城南区荒江エリアのラブホテルのポイントカードが出てきたことで、
「これは、ちゃんと確認しないと…」と、心を決められました。
「怖いけど、ちゃんと見た上で、自分がどうするかを考えたいと思ったんです」
依頼者さまは、怒りや不安に任せることなく、静かに、しかし強い意志を持って調査をご依頼されました。
対象者の行動は「木曜固定」「午前10:10出発〜午後14:50帰宅」「自家用車使用」。
このスケジュールに基づき、東区出発から城南区荒江〜長尾周辺のホテル街での張り込み・尾行調査を3日間実施しました。
調査初日(8月24日・猛暑日・最高気温36℃)、対象者は午前10時15分、自宅をポロシャツ+スラックス、髪型セット済・香水ありの状態で出発。
都市高速経由で11時前に福岡市城南区荒江の住宅街裏にあるラブホテルへ到着。
裏手の狭い駐車場に車を停め、5分後、40代前半の女性が徒歩で現れ、そのまま一緒にホテルへ入館。
施設は住宅街に溶け込む形の隠れ家タイプで、平日昼間の休憩利用可・非対面チェックイン。
入館時、2人は会話なし・アイコンタクトのみで動き、警戒感は見られず、既に関係が安定している様子。
滞在は約2時間10分。13時10分頃に時間差で退出。女性は徒歩で荒江四つ角の方向へ、対象者は近くのコンビニでアイスコーヒーと雑誌を購入し、車内で涼をとる。
その後、14時50分、自宅へ帰着。
帰宅後は「今日は地獄やった。外に出た瞬間に汗が吹き出す。もう倒れるかと思った」と話していたが、
シャツ・ズボン・髪型とも乱れはなく、水筒の中身もほとんど減っていなかった。
2回目の調査では、荒江のスーパー駐車場で女性と合流→ホテル→その後別行動→帰宅というパターンが確認され、
3回目では、女性を南片江交差点付近でピックアップ→ホテル→そのまま七隈のカフェで一緒に過ごし→解散→帰宅という“デート型の密会”も記録。
浮気相手は城南区在住・既婚・パート勤務(午前中シフト)。
以前、対象者の施工現場で清掃スタッフとして出入りしていた人物で、その後SNSで再会したと見られる。
LINEの通知には「猛暑だけど、エアコンの中で会えるから幸せ」「毎週木曜がいちばん好き」といった内容が表示され、
曜日・時間・場所・感情のすべてが揃った継続的な関係性であることが裏付けられました。
調査は3日間・19時間で実施。
対象者の出発からホテル入退館、女性とのやり取り、解散、帰宅までを高精度で記録。
報告書は写真・映像・地図付きでA4・28ページ構成として納品しました。
スタンダードプラン(+4時間延長)
プラン名:スタンダードプラン
プランの時間・期間:3日間 or 15時間(実働19時間)
金額:214,500円(税込 195,000円)+延長分(約4時間)52,800円
合計:267,300円(税込)
時間あたりの料金:約13,000円
プランの特徴:都市内での定期的な密会に対応。再現性ある短時間浮気パターンを網羅。
このケースで印象的だったのは、“猛暑”という状況が浮気のアリバイとして逆に機能していた点です。
「今日は現場が地獄だった」と言えば、服が乱れていなくても疑われにくく、
むしろ“無理して頑張ってる夫”というイメージが浮気のカモフラージュになっていたわけです。
しかし、実際の行動は極めてシンプルで、「木曜固定」「午前10時出発→午後3時前帰宅」「城南区の同一ホテルを利用」「同一女性と合流」という、
パターン化された完全な密会ルートでした。
依頼者さまがご提供くださった、「香水の匂いが変わった」「水筒の中身が減っていない」「帰宅後のテンションがやけに高い」といった
“微妙なズレ”を的確に観察された情報が、今回の調査成功の大きな要因となりました。
また、女性と対象者の行動は完全に“慣れて”おり、合流時や解散時も目立たず、
カップルというより“長年のパートナー”のような距離感が感じられたのも特徴でした。
ご報告時、依頼者さまは報告書を静かに読み終え、「見て良かった。やっと、ちゃんと考えられる」と語られました。
現在はお子さまへの配慮を優先しつつ、弁護士との面談を経て、今後の方向性を慎重に検討されております。