35歳女性・春日市在住/小学校教諭(育休中)
結婚6年目・子ども1人(1歳)
38歳男性・春日市在住/食品系商社勤務(営業職)
「博多でのクライアント打ち合わせ」が増え、週1〜2回は残業・直帰を主張し、帰宅は21時以降
「“育児の負担、申し訳ない”って口では言ってくれるんです。でも、最近は“仕事が長引いて”って21時すぎに帰ってくる日が多くて…」
そう話す依頼者さまは、現在育児休暇中で春日市の自宅にて1歳の子どもと過ごす日々。
夫はJR春日駅から博多駅へ電車通勤しており、以前は定時で帰る日も多かったのが、ここ数ヶ月「取引先との打ち合わせ」や「現場視察」といった理由で直帰や残業が目立つようになったとのこと。
ある日、子どもを寝かしつけていた依頼者さまが、洗濯機のポケットチェック中に見つけたのは――福岡市内のラブホテルのレシート。
「見間違いであってほしい」と思う反面、スマホは常にロック、最近身だしなみも妙に丁寧…。
疑念が確信に近づくにつれ、「もう曖昧にはしたくない」とご相談に来られました。
「浮気してるなら、それを踏まえて自分の人生を考えたい。白ならそれでいいし、黒なら未来を見据えて整理したい」――。
依頼者さまの言葉には、内省的で理性的な決意がしっかりと感じられました。
対象者の帰宅が遅くなるのは「火曜か金曜が多い」「18時以降は連絡がつきにくい」という情報をもとに、博多駅周辺での張り込みと夜間の尾行を中心に調査を開始しました。
調査初日(火曜日)、対象者は朝8時にJR春日駅から博多駅へ出勤。
通常どおり会社ビルに入るのを確認。問題は定時(17:30)以降の行動。
18:10ごろ、対象者は1人で会社を出て、博多駅筑紫口側から徒歩で住吉方面へ。途中コンビニで飲み物を2本購入し、再び歩いて向かったのは、住吉通り沿いのビジネスホテル「○○ホテル」。
ロビーで合流したのは、30代半ばと見られるスーツ姿の女性。
対象者と親しげな様子でエレベーターに乗り込み、そのまま2人で部屋へ。チェックイン時間は18:30。
滞在時間はおよそ2時間10分。20:40過ぎ、2人は同時にエレベーターで降り、ホテル前で別れ際に短く会話。女性は徒歩で中洲方面へ、対象者は再び博多駅から電車で帰宅。
帰宅は21:30ごろ。
ご家族には「クライアントとの打ち合わせが長引いて遅くなった」と説明していたとのこと。
2回目の調査(金曜日)は、勤務後に今泉のバーで同じ女性と食事し、そのまま薬院のラブホテルへ。
3回目は大名のイタリアンレストラン→ホテルの流れで、いずれも18時〜21時の3時間枠で密会を繰り返していることが判明。
調査を通じて確認できたのは――
・対象者がほぼ固定された曜日・時間帯で密会していること
・接触相手は同一人物であること(勤務先や行動パターンから博多区在住の会社員)
・「業務時間内の一部を浮気に使っている」可能性が高いこと
浮気相手とは定期的な連絡があり、対象者のスマホ画面には「今日も落ち着けて良かった」「またいつものとこで」といったLINE通知も一瞬確認されました(現場にて望遠レンズにて撮影)。
調査は5日間・25時間で完了。
写真・動画ともに、ホテルの出入り・合流・食事中の親密なやりとりなど、十分な証拠として記録。
報告書はA4で28ページにわたり、離婚調停・慰謝料請求にも対応可能な証拠性を備えた内容で仕上げました。
アドバンスドプラン
プラン名:アドバンスドプラン
プランの時間・期間:5日間 or 25時間
金額:330,000円(税込 300,000円)
時間あたりの料金:約12,000円
プランの特徴:都市部での短時間密会に最適。行動パターンが読みやすい対象者に対応可能。
今回の調査は、「会社帰りの博多駅周辺で浮気をしている」という極めて典型的で、しかし見落としやすいパターンでした。
対象者が「残業」や「直帰」といった言い訳を使える立場にあること、博多のホテル街や飲食店街が“自然な帰宅ルートに組み込まれている”ことが、浮気を成立させやすい構造になっていました。
対象者の行動にはパターンがあり、「18時過ぎに会社を出る」「女性とホテルに入り2時間で解散」「21時すぎに帰宅」という流れが3回以上再現されたため、証拠力としても十分。
特に、依頼者さまが教えてくださった「帰ってくる日は香水の匂いがする」「スマホの通知をロック画面に出さなくなった」という観察が、行動時間帯と一致したことで、張り込みのタイミングを絞ることができました。
また、合流する女性が職場近くに勤務しており、同様に“仕事終わりに寄れる距離”であったことも、2人の関係が継続的であることを裏付ける要素となりました。
ご報告の際、依頼者さまは「覚悟はしてたけど、ちゃんと証拠があるって安心でもある」と話されていました。
現在は夫と一時的に別居し、弁護士との面談を進めておられるとのことです。
浮気の証拠は、誰かを責めるためのものではなく、“人生を立て直すための材料”として使われるべきものだと、改めて実感した案件でした。