38歳女性・福岡市南区在住/保育士(正社員)
結婚9年目・子ども1人(小学生)
40歳男性・福岡市南区在住/内装施工会社勤務(現場管理)
「筑紫野方面の現場応援が入った」と言い、月3〜4回、平日朝から夕方まで外出
「“現場の応援行ってくる”って、最初は本当に仕事なんだろうと思ってました」
依頼者さまは福岡市南区で働く保育士の方。夫婦仲は穏やかで、喧嘩の少ない家庭だったそうです。
ただ、ここ半年ほど、ご主人が「筑紫野方面の現場」があると言って、週1ペースで丸1日出かけるようになり、その様子があまりにも楽しそうに見えることが気になるようになったといいます。
「作業服を着て出ていくんですけど、靴はいつもよりきれいだったり、帰ってきた時は汗もかいてないし、現場帰りって感じがしないんですよね」
さらには、スマホのロックやお風呂の時間が増えたり、仕事道具の位置が変わっていたりと、細かい違和感が積み重なっていったとのこと。
問い詰めても「気のせいだろ」「忙しいだけ」で流され、真相が掴めない状態にストレスを感じ、「白なら安心したいし、黒なら自分の人生を考える」と、冷静な決意のもとで調査依頼をされました。
対象者の外出時間は「朝9時前に出発、夕方16時〜17時に帰宅」が定番。行き先は筑紫野市の現場という説明。
この情報をもとに、福岡市内の出発から筑紫野市での動きを尾行し、接触相手や密会場所の確認を目的とした調査を実施しました。
初日の調査は水曜日。対象者は午前8時45分、自宅から車で出発。
県道31号線から筑紫野市方面へ南下し、10時前に二日市温泉近くのコインパーキングに駐車。作業服のまま車を降り、しばらく周囲を見回した後、歩いて向かったのは、温泉通りにある小さな喫茶店。
店の前にはすでに30代後半の女性が到着しており、対象者を見つけると自然な笑顔で手を振りました。
合流後、2人は並んで喫茶店に入り、店内で約1時間、向かい合って親しげに会話。ボディタッチや笑い合う様子もあり、「業務連絡のついで」といった雰囲気ではなく、完全にプライベートな関係が伺えました。
11時過ぎ、2人は喫茶店を出てすぐ近くの「日帰り温泉付き旅館」へ移動。
事前予約をしていた様子で、受付をスムーズに済ませ、案内された個室へ。
滞在時間は約2時間40分。退出後、手を振って別れた相手女性はJR二日市駅方面へ。対象者は車へ戻り、14時半ごろ筑紫野市内の工務店に立ち寄り、「顔だけ出してきた」といった様子で15時過ぎに帰路につきました。
ご家族には「昼まで現場で、あとは打ち合わせ」と説明していたとのこと。
その後の調査でも、対象者は平日の昼に同じ女性と定期的に密会しており、天拝山裏手のラブホテル、筑紫神社近くのカフェなど、筑紫野市内の複数の場所を使い分けていることが確認されました。
特に3回目の調査では、イオンモール筑紫野の駐車場で一度集合してから、女性の車で移動してホテルに入るなど、行動に工夫を凝らして“発見されにくくする”意図がうかがえました。
相手女性は筑紫野市在住で、派遣社員として市内の医療施設に勤務。シフトの都合で平日が休みになることが多く、それに合わせて対象者と会っているようでした。
調査は計5日間・約25時間。
証拠写真・動画ともに、密会の合流・食事・ホテル出入り・別れの様子まで明確に記録され、裁判資料としても使用可能な精度で報告書にまとめました。
アドバンスドプラン
プラン名:アドバンスドプラン
プランの時間・期間:5日間 or 25時間
金額:330,000円(税込 300,000円)
時間あたりの料金:約12,000円
プランの特徴:都市部から郊外にかけての移動型浮気に対応。継続的な密会を記録できる高精度プラン。
今回の調査は、「現場応援」という名目を使い、郊外である筑紫野市へ移動して密会するという、非常に巧妙なパターンでした。
対象者は“業務中”という体裁を保ちながら、実際には温泉施設やホテルなどを使って浮気相手と過ごしており、そのギャップが問題の本質でした。
難しかったのは、温泉街という地域柄、観光客や高齢者の来訪者に紛れて浮気行動が目立ちにくくなっていたことです。
対象者も周囲の目を気にする素振りは少なく、慣れた足取りで施設に入っていく様子から、何度もこのルートを使っていたことがわかります。
調査では、依頼者さまからの「筑紫野方面の出発はいつも金曜か水曜」「温泉の名前をうっかり口にしたことがある」といった具体的な情報が非常に役立ち、早期に行動パターンを特定できました。
対象者が行動を変える前に証拠を押さえることができたため、調査費用もプラン内に収まりました。
ご報告後、依頼者さまは「現場応援なんて建前だったんだなって思いました。でも見てしまったからこそ、もう自分の軸で動けます」と語り、現在は夫との今後について冷静に整理を進めているとのこと。
“信じたい気持ち”と“自分を守る判断”の間で揺れる依頼者さまにとって、この調査が「決断の背中を押す材料」となったことを、私たちも強く感じた案件でした。