36歳女性・福岡市早良区在住/小売店勤務(パート)
結婚9年目・子どもなし
39歳男性・福岡市中央区勤務・早良区在住/建築設備関連会社勤務(営業兼現場担当)
「早良区内での現場確認後、久留米方面の取引先へ」として、週1回ペースで車での長時間外出
資料や報告書の内容、出発・帰宅時間、所持品に矛盾が多く、妻が調査を依頼
「“午前は西新の現場寄って、午後は久留米で打ち合わせ”って言われて、まぁ営業の仕事ならそうかなって思ってました。でも、帰ってくるのがだいたい15時〜16時で、“打ち合わせしてたにしては短すぎる”って思い始めて…。あと、車に積んでた図面が、先月のもののままだったんです」
そう語る依頼者さまは、福岡市早良区にお住まいの冷静で芯のある女性。
夫は中央区にある建築設備系の企業に勤務し、現場対応や営業のために市内外を自由に移動できる立場でした。
しかし、ここ半年ほどで以下のような“矛盾”が重なっていきます。
・木曜日に決まって10:00〜16:00の外出
・「打ち合わせ」と言いつつ、カバンに資料なし
・帰宅後の服装が乱れておらず、むしろ整っている
・車内に残されていたコンビニのレシートに、久留米市東町にあるラブホテルの名前が印字されていた
「怒りよりも、“自分の感覚を裏切られた気持ち”の方が強かったです。
確信じゃなくて、“やっぱり”が積もっていった感じでした」
依頼者さまは、“証拠があれば冷静に対応したい”という姿勢で、調査をご依頼くださいました。
対象者の行動パターンは、「木曜日固定」「午前中に市内移動後、午後に久留米へ」「滞在時間は約2.5時間」「ホテル→コンビニ→帰宅」。
この流れをもとに、3日間にわたる尾行と張り込み調査を実施しました。
調査初日(3月第1木曜・晴れ・気温17℃)、対象者は午前9:45、ネイビーのスーツ・白シャツ姿・資料カバンを手に自宅を車で出発。
午前10:30、西新エリアで一時停車するも関係者との接触なし。そのまま高速を利用し、12:05に久留米市東町のホテル街に到着。
そのまま駅近くの車庫型ラブホテルに入庫。
10分後、近隣コインパーキングから40代前半の女性が徒歩で現れ、合流。
無言でホテルに入る様子から、慣れた関係であることが見て取れました。
滞在時間は12:15〜14:35。
時間差で退出後、女性は西鉄久留米駅方向へ。
対象者は久留米市内のドラッグストアで軽食と飲料を購入し、福岡市へ。
16:20、早良区の自宅に帰着。
帰宅後、「久留米の現場で急に打ち合わせがキャンセルになった」と話すが、現場資料やメールの履歴なし。
スーツの乱れや汗ジミも一切見られず、むしろ“整いすぎた”状態であった。
2回目調査では、対象者が女性を駅前でピックアップ→同一ホテルへ→退出後に喫茶店で短時間の談笑→解散という流れが確認され、
3回目では、女性が先にホテルにチェックインし、対象者が15分遅れて入館→2時間後に解散という“習慣化された関係”が明確になりました。
浮気相手は久留米市在住・既婚・パート勤務(午前シフト)。
対象者とは数年前の住宅改修案件で知り合い、SNSで再びつながり、関係が始まったとみられます。
LINEのやり取りには、「また木曜ね、今週も癒された」「あの部屋、やっぱり落ち着く」など、密接な感情的交流が記録されていました。
調査は合計3日間・18時間で完了。
出発〜移動〜ホテル入退館〜帰宅までの全行動を写真・映像・ログ付きで記録し、A4・33ページの報告書として納品しました。
スタンダードプラン(+3時間延長)
プラン名:スタンダードプラン
プランの時間・期間:3日間 or 15時間(実働18時間)
金額:214,500円(税込 195,000円)+延長料金39,600円
合計:254,100円(税込)
時間あたりの料金:約13,200円
プランの特徴:都市〜地方間移動型の浮気に対応し、再現性ある密会の証拠収集に特化。
このケースで浮き彫りになったのは、“都市部を起点に地方で浮気を完結させる”というスタイルの巧妙さでした。
福岡市中央区で働き、早良区に住む対象者にとって、久留米は“遠すぎず自然な出張先”として浮気に最適なロケーション。
実際には久留米で会議も業務もなく、ラブホテル直行・滞在・時間調整して帰宅という定型ルートが構築されていました。
・外出は木曜午前〜午後に固定
・早良区に一度立ち寄って“現場立ち会い感”を演出
・久留米では合流→ラブホテル→時間差解散
・帰路にコンビニやドラッグストアを挟み、“仕事帰り感”を演出
・LINEや行動履歴に再現性あり
という、“見せかけの仕事”を重ねて生活のなかに浮気を溶け込ませた構造でした。
依頼者さまからいただいた、「図面が古い」「話の辻褄が合わない」「帰宅後の姿に“働いた感”がない」といった直感的な違和感が、
調査の日時選定・ルート特定・張り込み場所の確定に非常に役立ちました。
浮気相手との関係は肉体的な側面だけでなく、“週に1度の心の休息”というような精神的依存も含まれており、
交際期間も1年以上と見られ、決して一過性のものではありませんでした。
調査報告を受けた依頼者さまは、「真実が分かったことで、自分の気持ちに正直になれそうです」とお話され、
現在は今後の生活や法的対応について、弁護士とともに慎重に動かれております。