45歳男性・北九州市小倉南区在住/運送業(中型トラック・固定勤務)
結婚16年目・子ども2人(高校生・中学生)
42歳女性・北九州市小倉南区在住/主婦(元事務パート・現在は無職)
「八幡東区の母の体調が不安定で手伝いに」「中央町で買い物と銀行に行ってくる」と言い、月に2〜3回程度、午前〜午後の外出
帰宅時の服や髪型、持ち物がほとんど乱れておらず、“外出したわりに落ち着きすぎている”ことに疑念が募っていた
「“母の病院付き添い”って言われたら、止める理由なんてないですよね。でも、毎回服がきっちり整ってて、買い物も“何を買ったのか”がよくわからない」
そう語る依頼者さまは、小倉南区で仕事と家庭を支える穏やかな印象の男性。
妻が元々八幡東区の出身で、親戚・友人が多い地域に通うのは自然なこととして、ずっと気にしてこなかったそうです。
しかし、今年の7月に入ってから、「外出の頻度が増え、香水が変わった」「スマホを片時も離さず、食卓でも裏返して置くようになった」「財布の中にホテルの割引券らしき紙があった」など、
これまでとは明らかに違う変化が現れ始めたとのこと。
決定打となったのは、子どもが偶然見てしまった母親のスマホ画面に“ラブホで会えるの、楽しみにしてる”というLINEメッセージが映ったこと。
「自分のことは我慢できても、子どもにまで見せるのは嫌だった。だから、ちゃんと真実を知ってから動こうと決めました」
依頼者さまは怒りではなく、家庭と子どもの尊厳を守るための調査として、冷静にご依頼されました。
対象者の外出パターンは「火曜または金曜」「午前10時出発〜午後3時帰宅」「行き先は八幡東区・中央町周辺」。
この情報をもとに、小倉南区の自宅から八幡東区までの尾行+密会場所の張り込み調査を3日間にわたって実施しました。
調査初日(7月第2週・晴天・気温31℃)。対象者は午前10時ちょうど、ワンピース+大きめの帽子+香水ありという、明らかに“外出モード”の服装で出発。
JR志井駅から香春口三萩野まで移動し、モノレール経由で八幡東区へ。11時すぎ、中央町の商業施設裏手にある喫茶店前で男性と合流。
相手は40代半ば、整備工系の作業着を私服風に崩した姿。
2人は店に入ることなくそのまま裏手の坂道を上り、徒歩3分圏内にある帆柱山麓のラブホテルへ入館。
この施設は平日2時間休憩制、入口も裏通りからの導線で人目に付きにくい構造。
滞在時間は約2時間20分。13時半前に退出後、対象者は中央町のドラッグストアで短時間の買い物を装い、
一人で小倉方面に戻り、自宅到着は15時05分。
帰宅後、「母が通院の話をしてたけど、大丈夫そうだったから商店街だけ回ってきた」と説明したが、持ち帰ったのは日焼け止め1本だけ。
2回目の調査では、八幡東区・スペースLABO横の広場で男性と合流→車でラブホテルへ移動→その後、イオンで一緒に買い物→解散→帰宅という“日常に紛れたデート型”を確認。
3回目では、八幡駅で相手男性と改札で目配せして合流→ホテル→そのまま駅まで送り→帰宅という“完全に手慣れた浮気ルート”が記録されました。
浮気相手は八幡東区在住・既婚・ガソリンスタンド勤務(夜勤あり)。
対象者とは、実家の車の点検時にLINE交換した過去があり、今年春頃から関係が深まったと見られます。
LINE通知には「次は15時まででいけそう?」「暑いけど、会えるだけで元気出る」などの文言が映っており、
完全に定期的・感情的な浮気関係であることが立証されました。
調査は3日間・17時間で完了。
合流・ホテル入退室・買い物でのカモフラージュ・帰宅まで、時系列で全て映像・写真にて記録。
報告書はA4・28ページ構成で、調停・弁護士提出にも対応できる仕様で納品しました。
スタンダードプラン
プラン名:スタンダードプラン
プランの時間・期間:3日間 or 15時間(実働17時間)
金額:214,500円(税込 195,000円)+延長分(約2時間分)26,400円
合計:240,900円(税込)
時間あたりの料金:約13,000円
プランの特徴:中短期の密会パターンに最適。初動から3回の証拠取得までを効率的に実施。
このケースでポイントとなったのは、「実家への訪問」という日常的かつ正当な外出理由を、浮気の隠れ蓑として巧妙に利用していた点です。
対象者は地元である八幡東区をよく知っており、人目につきにくいルートや裏道、立地が分かっていたことが、浮気の“安定感”に繋がっていたように見受けられました。
難しかったのは、行動の“整い方”があまりにも自然だったことです。
服装、会話の内容、LINEの通知の扱い方、全てが“自然に見えるように設計された外出”であり、
生活の中に浮気を取り込んでいたことで、証拠を掴まなければほとんど気付かれない可能性が高かったと言えます。
依頼者さまが気付かれた、「外出前の香水の匂いが強くなった」「買い物内容が毎回同じ」「帰ってきてすぐシャワーを浴びるようになった」といった
**“生活の中でしか気付けないズレ”**が調査日を絞る最大の手がかりとなりました。
調査中は一切の警戒行動がなく、対象者と浮気相手は完全に「予定された再会」を繰り返していたことから、
裁判・調停でも十分に有効な証拠構成として成り立つ内容を記録することができました。
ご報告時、依頼者さまは「知れてよかった。これでやっと、“どう生きていくか”に時間を使える」と静かに語っておられ、
現在は家庭内の整理と法的対応を慎重に進めておられるとのことです。