41歳女性・北九州市門司区在住/医療事務(パート)
結婚16年目・子ども2人(高校生・小学生)
45歳男性・北九州市在住/設備工事関連会社勤務(現場管理・営業)
「豊前の現場確認が増えた」と言い、月に2〜3回、平日朝から夕方まで車で外出
「豊前の現場確認なんて、前はせいぜい年に1〜2回。それが、ここ半年は“今月3回”って言い出して…」
そう語ったのは、門司区にお住まいの依頼者さま。
長年、家庭と仕事を両立させながら、夫の多忙さも理解して支えてこられた方でしたが、あまりに急増した“豊前訪問”に違和感を持たれたとのこと。
「スマホにロックをかけるようになったし、なぜか夕方になるとやたらと機嫌がいい。しかも、“途中で取引先とお茶してた”って言ってるのに、スーツのポケットに女性用のハンカチが入ってたんです」
その一言で、“感覚的な違和感”が“確信に近い疑念”へと変わり、今回のご依頼につながりました。
ご依頼者さまは非常に冷静で、「証拠が取れたら問い詰めて終わらせるのではなく、自分がどうするかを落ち着いて考えたい」と語られていました。
そういった姿勢からも、今回の調査は“答え合わせ”ではなく、“人生の分岐点を選ぶための判断材料”を求めるものであることが伝わってきました。
ご主人の外出は「月曜または水曜が多い」「朝9時に出発、夕方16時〜17時に帰宅」がパターン化しているとのこと。
そこで、北九州市内の出発から豊前市内での行動を尾行し、密会の有無と対象者の嘘の構造を明らかにする調査を実施することとなりました。
初日の調査は水曜日。対象者は午前9時少し前、自宅を車で出発。小倉南区を抜け、国道10号線を南下しながら豊前市方面へ。
午前10時20分ごろ、豊前市内の国道10号沿いにある飲食チェーンの駐車場に停車。
そこに10分後に現れたのは、30代後半と見られる女性。私服姿で、対象者の車に自然に乗り込む様子は、すでに何度も繰り返されているものだと感じさせるものでした。
2人はそのまま車で5分ほど移動し、豊前市塔田のラブホテルへ入室。
外観からはビジネス利用にも見える施設で、入り口に人目が少ない造り。ナンバーも目立たない場所に停められる仕様でした。
滞在時間は約2時間半。退出後、近くの道の駅で短時間だけ休憩をとり、女性を再び駅近くの駐車場で降ろしたのち、対象者は一人で地元の建材業者を短時間だけ訪問。営業に来た“ふり”をして名刺だけ置いて帰ってきた様子が確認されました。
ご自宅への帰着は16時40分。
家族には「現場監督の立ち会いが午後まであって遅くなった」と説明していたとのこと。
その後も調査を継続し、2週にわたり同じ女性と合流し、ラブホテルでの密会を繰り返していることを確認。
3回目の調査では、合流前に対象者がコンビニで「いちごのカフェオレ」と「レディース向けのお菓子」を購入していたことから、プレゼント的な役割があることも見て取れました。
相手女性は豊前市在住、地元の事務系パート勤務で、出勤日を避けて会っているようでした。
また、対象者のスマホに一瞬映ったLINEの通知には「次の火曜、大丈夫。〇〇ホテルまた使えるよ」といったメッセージも確認され、計画的かつ継続的な関係であることが裏付けられました。
調査は5日間・26時間。写真・動画ともに、車での合流、ホテル入出、密接な会話場面、相手女性の顔の記録まで鮮明に撮影。
証拠資料は裁判資料レベルで整理され、浮気関係の立証に十分な内容としてご報告書を提出いたしました。
アドバンスドプラン+1時間延長
プラン名:アドバンスドプラン
プランの時間・期間:5日間 or 25時間(実働26時間)
金額:343,200円(税込 312,000円)
時間あたりの料金:約12,000円
プランの特徴:郊外エリアでの車両尾行・短時間密会に最適な中〜長期型の調査プラン。
今回の調査では、対象者が「遠方での業務」という名目で家を空け、その間に“郊外での密会”を繰り返しているという非常に典型的な構造が見られました。
北九州市から豊前市までは車で1時間程度と、現場出張や営業活動の名目に最適な距離。
対象者にとっても“自然に不在にできる”時間帯で、しかも“仕事帰りで汗を流した”ような見た目で帰宅するため、疑われにくいパターンでした。
このような郊外型浮気では、尾行における「移動ルートの正確な把握」と「入室シーンの撮影」が最も重要になります。
特にラブホテルの敷地内に入る瞬間や、女性を助手席に乗せる場面では、他の車や人通りの少なさが逆に目立つ要素となり、調査側も最大限の注意が求められました。
ご依頼者さまから事前に「豊前って言われる日は、朝の準備が妙に丁寧」「帰ってくると香水の匂いがする」といった具体的な観察を教えていただけたことも、調査計画を立てる上で非常に有効でした。
ご報告時、依頼者さまは「やっぱり…と思ったけど、はっきり見たことで覚悟ができました」と話され、弁護士との面談をすでにご予約されたとのこと。
静かだけれども、揺るぎない決意を感じさせるご依頼でした。