43歳男性・福岡市中央区在住/自営業(デザイン業)
結婚10年目・子ども1人(保育園)
38歳女性・福岡市中央区在住/広告代理店勤務
「残業が増えた」「打ち合わせが夜に入る」などと説明し、週2〜3回帰宅が22時過ぎに
「仕事なら、もちろん応援します。でもね、あまりに頻繁だとやっぱり引っかかるんですよ」――。
そう話してくれたのは、中央区で小さなデザイン事務所を営むご主人。パートナーである奥さまの残業頻度が増えたのは半年ほど前からのこと。広告業界という不規則な働き方を考えれば、ある程度は仕方ない。
けれど、22時を過ぎても連絡が取れない日があったり、帰宅してすぐシャワーを浴びるようになったり、身だしなみがどこか“仕事向きじゃない雰囲気”に変化してきたことが、徐々に気になっていったそうです。
決定的だったのは、ある日、帰宅した奥さまのスマホのロック画面に「また来週も、あの場所でね」と表示されたLINE通知。相手の名前は「K」。性別は分からず、でも、その文面には親密さがにじんでいた、と。
「問い詰める気はないんです。僕が知りたいのは“真実”だけ。そこから先の選択は、僕の責任ですから」。
そう語る依頼者さまは、感情ではなく理性と責任を重んじる方でした。
対象者は中央区の天神南付近にあるマンションから通勤しており、勤務先は天神の北側に位置する中堅広告代理店。
「水曜と金曜が帰宅遅め」「18時以降は電話に出ない」といったパターンが見られたため、調査はピンポイントで平日夜に絞り、駅や勤務先前ではなく、動き出してからの尾行を重視する形で計画しました。
初日の調査は水曜日。対象者は18時15分頃、天神北のオフィスビルを出て、すぐに明治通り方面へ徒歩移動。スマホで何度かメッセージの確認をしつつ、向かった先は「今泉」方面――福岡市でも屈指の飲食密集地帯です。
今泉のダイニングバーで、待ち合わせていたのはスーツ姿の40代男性。身だしなみから見て、同業界か営業職と推測されました。二人は自然に合流し、そのまま店内へ。カウンター席で向かい合って1時間半、アルコールを飲みながら時折笑い合い、手元に触れる様子も確認。
20時過ぎ、二人はバーを出て、大名のホテル街へ向かって徒歩移動。入ったのは比較的新しいビジネスホテル。エントランス前で人目を気にしながらも自然に距離を詰めて入室。滞在時間は約2時間弱。21時50分頃、再び天神方面に戻り、解散。対象者は22時半すぎに帰宅。
翌週金曜日にも同様の行動を確認。今泉の別のバー→ホテル→解散という流れが再現され、相手男性も同一人物。さらに別の日には、警固のイタリアンレストランでのディナー→タクシーで中洲川端方面へ→1時間ほどのホテル滞在→博多駅から解散という行動も記録。
調査を通じてわかったのは、対象者が“決して一時的な関係”ではなく、週1〜2ペースで相手と接触しているという点。そして、共に過ごす場所や時間にバリエーションを持たせていることから、かなり意図的に「発覚リスク」を避けている様子が見て取れました。
調査は計5日間・27時間。写真・動画ともに複数の証拠を収集し、ホテル出入り、飲食店での密接な接触、解散時の様子まで細かく記録。調査終了後、報告書を提出し、依頼者さまは「これで、ようやく“どう生きるか”を考えることができる」と静かに話しておられました。
アドバンスドプラン(延長対応含む)
プラン名:アドバンスドプラン(+2時間追加)
プランの時間・期間:5日間・27時間
金額:356,400円(税込 324,000円)
時間あたりの料金:約12,000円
プランの特徴:長期間かつ詳細な分析を実施し、確実な証拠を得るための調査。
中央区、特に天神〜今泉〜大名エリアは、飲食店とホテルが隣接するため、浮気の“温床”になりやすい場所です。だからこそ、人通りが多く、尾行の難易度も高い。今回も、対象者が細い路地に入ったり、時間帯をずらして移動したりすることがあったため、調査員同士の無線連携が重要でした。
特に助かったのは、依頼者さまから事前に「金曜は特に帰宅が遅い」「今泉のワインバーの話をしていた」といった情報をいただけたこと。こうした具体的な情報があるだけで、調査の効率が大きく変わります。ピンポイントで張り込み時間を絞れましたし、相手男性の姿も早い段階で記録できました。
調査を無駄に長引かせないために、初動の3日で行動パターンを掴み、残りの2日でその再現性と証拠の強化を図る形で進行。対象者はアルコールを伴う密会を繰り返していたため、飲食店の滞在時点である程度の関係性が確定できたのも幸いでした。
調査終了後には、証拠を一式ファイリングした報告書と映像データをお渡しし、法律事務所との連携サポートも実施。「見たくはなかったけど、見なきゃいけなかった」と語った依頼者さまは、今、自分の人生を選び直すための第一歩を踏み出されたように感じました。